【残暑お見舞い】OG訪問という独り歩きしがちな言葉について【申し上げます】
大変お久しぶりの投稿で申し訳ありません。19卒メンターの東です。
皆様、まだまだ暑い日が続いていますが、体調を崩されていたりしませんか…?
暦の上では秋らしいですが、秋はもう概念化してしまったと個人的に思っています。夏がだらだら10月始まるくらいまであって、そこからドーン!!冬だよ!!!あと二か月で一年終わるけど、どうする?みたいな感じで急に寒くなりますよね…気温差が激しい中、リクスーを着るのはしんどいですが、体調管理には十分気をつけてください💦
本日は、最近面談でもよく質問される「OG訪問」について書いていきたいと思います!就活を始めると、急に耳に入ってくるようになる言葉たちがあると思うのですが、その中でも「OG訪問」ってよくわからない度がハンパない気がします(゜_゜)
サマーインターンも佳境に入ってきて、興味のある企業・入社したい企業が出てきた方もいらっしゃると思います。「この会社にOG訪問したほうがいいのかな…でもいまいちよく分からないし」と悩まれることもあるのではないでしょうか?
「自分の大学のOGに会う意味とは?」「知らない社会人に会うのこわ…」「初対面の人と話すとかパリピイベントじゃん…(パリピのハードルが低い)」…などなど、私も就活生時代、「OG訪問」という言葉に惑わされていた時期がありました。
面談でも、
・OG訪問って何ですか?
・そもそも何のためにやるんですか?
・どうやってOGと接触するんですか?
・OGと何を話すんですか?
・いつから訪問すべきですか?
といった質問をよくいただきます。
今回はこれらの質問に、恐縮ですが私の体験をもとに答えながら「OG訪問」の謎を解き明かしていきたいと思います✨
①OG訪問って何ですか?そもそも何のためにやるんですか?
まず、そもそも「OG訪問」とは何なのか。読んで字のごとくですが、「自分の大学の先輩にお会いして話を聞くこと」です。お茶大には社会で活躍されている卒業生の方々が多くいらっしゃいます。
これも面談で担当エンターにはお話したことがあると思うのですが、「学生視点で見る世界」と「社会人視点で見る世界」は異なっている点が多々あります。就活というのは、今まで「学生視点で見る世界」でしか生きてこなかった人間が、「社会人視点で見る世界」に飛び込んでいくわけですから、そこにはやはりギャップがあります。
そのギャップを埋めるのが「OG訪問」です。
実際に社会で活躍されている先輩にお話を伺って、今まで知らなかった「社会人視点で見る世界」を垣間見る。そして「社会人視点で見る世界」に立ったときの自分を想像する。それが実際に社会に出たときに、「こんなはずじゃなかった…」「学生のときは憧れている仕事だったけど、ビジネスの裏側はこんな感じなんだ…自分には合わない」という乖離を起こさないようにする方法なのだと思います。
②どうやってOGと接触するんですか?
とはいえ、普通の学生をやっていたらあまり社会人と親密な関係になることって少ないと思います。(なんか意味深な表現になりましたが、他意はないです)
ではそうやって社会人とコンタクトをとればいいのかという話なのですが、私は企業側から「お茶大出身の社員とお話してみませんか?」とお誘いがあったパターンでした。こういうパターンでOG訪問した19卒の話はよく聞きます。採用に力を入れている企業だと、企業側からOG訪問の機会を提供してくれる場合がありますね。企業側もミスマッチを防ぎたいのだと思います。
あとは、インターンや選考などでお会いした社員さんに直接「OG訪問したいんですけど!」とアタックするというのもあります。
私も志望度が高い選考で、「お茶大なんだ~うちにもお茶大出身の社員いますよ~」と人事との会話でぽろっと出たときに「そうなんですか!ぜひお話をお伺いしたいのですが、お会いすることは可能でしょうか…!」とアタックしていました。
また原始的ですが、人づてという方法も有効です。
先輩の友達、同じサークルのOB・OGから探す…など、人に紹介してもらう方法です。まわりの19卒でもこの方法をとっている方が多くいらっしゃいました!誰か知り合いを介しているので、全くの初対面というわけではないため、リラックスして話ができると言うメリットがあります。
また、この方法はエンカレッジの人脈を生かしてぜひメンター陣に相談してみてください✨
③OGと何を話すんですか?
この質問に対する答えは「OG訪問」を何のためにするか、を考えると自ずと答えが見えてきます!
①の項目でもお伝えしましたが、OG訪問の目的は「学生視点で見る世界」と「社会人視点で見る世界」のギャップを埋めることにあると思います。
私は、
・入社後、数年が経過したときの自分
・入社後、10年が経過したときの自分
を思い描きたいという気持ちがありました。
まず、やはり大学を卒業してからの直近の自分が気になるのは当然だと思います…!一日のスケジュールや教育体制など、不安なく社会人生活のスタートを切れるのか、また学生時代と具体的にどう変わるのかも詳しく聞きたいと思っていました。
そのため、まず入社1~3年目の方にOG訪問をしました。
年が近いこともあり、リラックスして自分の疑問や不安を解決することができました。また面接の練習もしていただきました!若手社員の方だと、就活の記憶も薄れていないので、就活全般に関する相談にも乗って頂けると思います。
次に、入社10年目の自分をイメージするために、入社8~10年目の中堅社員の方にOG訪問をしました。入社8~10年目というと、だいたい30歳前後でライフステージの変化が起こってくる頃だと思います。また、私は転職ありきで就活をしている派だったのですが、逆に入社後転職せず、10年近く勤続されている方のお話を伺いたいと思っていました。そのため入社8~10年目の方と指定して、OG訪問をしました。
ここまでのお二方は(お茶大OGなので当たり前ですが笑)女性社員でしたが、男性社員のお話を聞きたいと思うようになりました。女性にとって働きやすい環境は、男性にとって働きやすい環境だと思いますし、女性に対する制度について男性がどう考えているかも気になっていたからです。
また、最終面接では偉いおじさんが出てきがちなので、「偉いおじさん」慣れをしておきたいという気持ちもありました。私は普段の生活で「おじさん」は父と卒論指導教員しか接しないですし、どちらも別に威厳はないので、「威厳のある偉いおじさん」としゃべる経験を積みたいと思いました。
そのため、2回目のOG訪問で「上司の方を紹介してもらえませんか?」と伺い、3回目はOGの上司の方にOG訪問(???)しました。
この訪問では偉くなった理由(???)など昇進について、また女性に対する制度についての見解など聞きました。やはり1.2回目とは雰囲気は違いましたが、そのぶん「偉いおじさん」慣れはできたと思います!
このように、それぞれ目的をもって訪問する社員さんを指定して、お話を伺っていました。
OG訪問をして一番思ったのは、「思っている以上に社会人は忙しい」ということです。お仕事で忙しいところを時間を割いて、学生に会ってくださっているわけですから、こちらも適当な気持ちで訪問すると迷惑になってしまうと感じます。
自分にとっても、OGにとっても有意義な時間にするために、「何のために訪問をして、どのようなお話を聞きたいか」は具体化する必要があると思います。
具体的には、ここまで長々と述べてきたように、入社後の自分を期間で区切って考えると私は分かりやすいかなと思います。
④いつから訪問すべきですか?
これは③と同じく、「何のためにOG訪問をするか」を考えると、訪問すべき時期が分かってきます。
③で前述した私のやり方だと、ある程度「この会社が第一志望だ」と固まったときに訪問を始めました。具体的には2018年1月です。
他の19卒ですが、「興味がある会社だけど、業務が複雑なので、自分の興味のある職種以外がどんな仕事をしているか分からない。より噛み砕いた説明を受けたい」という理由で2017年10月に訪問している方もいらっしゃいました。
目的ごとに訪問すべき時期があると思うので、「この時期に必ず行かなければならない」というルールはありません。
OG訪問のタイミングというのも、メンター陣が相談に乗りますので、迷ったらお気軽にご連絡くださいね!
長くなりましたが、ここまでOG訪問について説明してきました✨
この記事を読んでOG訪問という謎の言葉について、少しでもイメージしていただけるようになったら幸いです!♡
それではまだまだ暑いですが、引き続き夏休みを満喫&サマーインターン頑張ってください☀